◆ ATFクーラー取付
エクストレイルで牽引を始めてから、ATの温度対策を常々考えてはいたが ・・・
夏真っ盛りの箱根登坂を諦めなければならない事態が発生してしまった (-_-)
ATFの交換時期を迎えていたのだが・・・そこで、ATFクーラー取り付けを決定!!
マフラー購入時にお世話になった「エルゴ企画」の田中さんに問い合わせ、
原油高騰に因る値上げ前の価格で購入する事ができた \(^^)/
マフラーの時と同様に・・困った時にだけ、お世話になります (^_^;)
購入したのは、TRUST GReddy Oil Cooler(トラストグレッディ オイルクーラー)
品番:HG1208G (12段 4,200 cal/H )
寸法:L251×H164×W30
そして・・・
EARL'S(アールズ)のホースとフィッティング一式
事前準備として・・・
・自作フレーム (^_^;)
・ホースバンド
・日産純正ATF マチックフルードJ ・・・ 1L
(1缶4Lだが、そんなに要らないので ディーラーから1Lの小分けを購入)
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工場出荷待ちから丁度1週間
荷物が届いたので、早速取付を
始める事にした。
まずは、バンパー/ホーン/
温度センサーを取り外す。 |
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1.ターンシグナルランプは
取り外した方がやり易い
2.フック/ボルトを全て外す
※タイヤハウス部の隠しビス は、
リアバンパー同様に取り外す
・黄色の部分 |
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ダクトの位置に合わせて
自作したフレーム(SUS304 t2)
に、コアを仮組する
右側に1箇所の穴明け加工
と左の穴の内2箇所を使って
固定する算段なのだが? |
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車体側の穴との誤差1mmで
めでたく合体(ボルト3本止め)
厚い材料を使うと1mmの誤差
でも面倒だけど、薄いと楽に
合わせができます (^^ゞ
3面を折り曲げ、溶接加工して
いるのでブレも無く、しっかり
取付が完了 |
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トラスト製GReddy HG1208G
を選んだ理由は・・・
薄い/小さい/そこそこ冷える
そして、安い・・・かな?
エアコンのコアにも、
着かず離れずで、丁度良い
具合で装着完了 |
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ホースとフィッティング
を取り付けて・・・
おぉっ〜ATF入れる前から
漏れてる?・・メッシュが指に
刺さって血が出ていたので
あった。
紛らわしい色である
どっちが?(^_^;) |
ダクトからホースが見えない様にするには90°のフィッティングを使えばいいのだが
管経路の負荷を減らす為に45°を使用・・・まぁ、いいか (^^ゞ
取り付けが終わったところで・・・
エンジン掛けて ブレーキ踏んで 序でに暑いので、ビールを飲みながら
1速/2速/Dレンジ/Rレンジ ・・・ を繰り返し、Pへ戻す
漏れの確認をすると
コアのフィッティング接続・・・・・・・・・・・・漏れ無し OK
ATからの接続・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 滲み? NG
ラジエータの接続・・・・・・・・・・・・・・・・・ 漏れ? NG
増し締めすると、ホースバンドが逝ってしまった (--;)
・これはホースバンドの問題では無く、エクス側のパイプとホースのダブル
レイヤー(二重)構造 故に、締め付けトルクが限界だと思われる
・バンド買いに・・・2本目のビール飲みながら気が付く、運転できないじゃん
明日は晴れるかな? いや、止まるかな?? ・・で、今日の作業終了 (^^ゞ
本日の教訓 ビールは、完了したら飲みましょう (^^ゞ
そうそう、元のホースは残しておいた方がいいかも。
万一の場合、差し込むだけで元に戻ります。
・・・ 続く
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冷却構想: ATFクーラー 接続図

一般的には、AT → ラジエータユニット → ATFクーラー → AT の順に
接続するのであるが、サーキット走行する訳でもなく 長時間高負荷を
掛ける事もない訳で・・・結果、上図の様な配管となったのである。
つまり、牽引中の『もうチョット、頑張れ〜』的な使い方なので・・・
「一旦ATFクーラーで冷やし、ラジエータユニットで適温にして戻す」のが
この場合、正しい?方法・・・と自分で言い聞かすのであった (^_^;)
これだと、真冬のみのオーバークール対策だけで済みそうです。
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昨日の続きです
やっぱりホースが丸見え (^^ゞ
外側のメッシュを折り返し、
一重/二重レイヤーメッシュ
の2箇所をホースバンド固定
する事で、漏れは止まった。
漏れたオイルを300ml追加
して完了 (^○^) |
近所を一回りしてみると、結構引っ張り気味でシフトアップしている気がする。
気持ちの問題なのだろうが ・・・ クーラーは程良く熱い (^○^)
暫くは牽引予定も無し (^_^;) 数日間はオイル管理をしっかりして様子見だ。
インプレはその後で・・・って
◆翌、8/10日
ヘッド(X-TRAIL)に荷物を積み、トレーラーを連結して・・・さぁ、出発 (^^ゞ
いつも最初にお世話になる「登坂車線」富士宮バイパスに向かう事にした。
夏休みなので、今日も渋滞真っ最中。
・町中の渋滞中はなんの効果もなし 表面積は増えているんで放熱効果は
あるんですけど ・・・ 劇的変化は感じません (^_^;)
・渋滞を抜け、加速開始 ・・・ おぉっ いつもと違う粘りと加速 (^○^)
・下りでは、冷える事でエンブレもそこそこ効いている。
結果: 良くはならなくても、限界点が遠のいた(延びた)様な感じ (^ヘ^)v
狙いはそこな訳で、良かった良かった の巻きでした。
投資額:トータル3万2千円 高いと思うか 安いと思うのか?
自己満足だけではなく、車にも優しいと思うのだが・・・
だったら牽くなって?
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◆取付後のインプレッション (^_^;)
気になる燃費ですが(結構、踏み込みます)
牽引時・・・・・約8.5Km
非牽引時・・・・・約9.0Km
装着前と比べると、約0.5Km程良くなった気がするのだが・・・
まぁ、悪くなった訳ではないので 結果オーライ (o^^o)
寒くなってシフトアップが遅くなったら、オーバークール対策を・・・と、思っていたら
早朝の気温も10度近くなってきたので、取り合えず風避けをする事にした。
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貼り付けたのは、台所用のアルミテープ。
流し台等の隙間を塞ぐテープである。
いいのか悪いのか・・・ (^ヘ^)v
安い・簡単・張り替え自由
欠点は、やたらと目立つ事かな (^^ゞ
色付きのテープがあるといいのですが。 |
◆2005年 夏から春に掛けての牽引燃費
・ 夏 ・・・約8.5Km
・ 秋 ・・・約8Km
・晩秋 ・・・約7.5Km
・真冬 ・・・約6Km
・春先 ・・・約7km
◆早計ではあるが・・x-trailには
1.真夏の牽引(登坂)には、有った方がいい
2.4,200cal/Hのクーラーは、オーバースペック気味
つまり、外気温が 非牽引時は、25度以下
牽引時は、20度以下の場合オーバークール気味
となり、燃費には芳しくない傾向となる
・・・という結論に達した
当然、冬場の対策としては・・
1)サーモスタット必須
2)暖気運転も必須
・サーモは予算の都合で夏以降に取付る事に決定
・2005年秋 エンジンスターター取付済
次の車は牽引重視ですが・・・あと3年後かな (^_^;)
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END
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